鳥井 寿夫(とりい よしお)

専門分野

原子物理学・量子光学

研究内容

(1)レーザー冷却を用いた量子縮退気体の研究、特に極低温極性分子の生成および電子の電気双極子モーメント(eEDM)の探索。(2)相対論的測地学開拓に向けた可搬型光格子時計の開発。(3)冷却原子を用いた量子センシングによるダークマター探索。(4)リドベルグ原子の量子エンタングルメント状態を用いた量子センシング。

(上)Rb原子ボース・アインシュタイン凝縮体生成装置。凝縮した原子数では世界最高(107個)を誇る。(下)原子気体のBEC相転移を表す 吸収画像。左図が熱的原子集団、右図が純粋なボース凝縮体。このように、我々はボース凝縮体の波動関数を直接観測することができる。

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